HR Techとは?アルバイト採用にも役立つツールを活用して業務効率化へ!
2021.10.04
人手不足の採用マーケットにおいて、採用担当者様の業務は多岐に渡るにも関わらず
アナログな手法での業務が主流でした。
その中で近年、そのような業務を効率的に行うためHR Tech領域が注目を浴びています。
HR Techとは、人事を表す「HR(Human Resources)」と「テクノロジー」を掛け合わせた
造語で、最先端のITやAI駆使し人事業務の課題を解決・効率化するサービスです。
例えば、普段応募者の管理をエクセルで行い、アナログに管理されており業務が煩雑になっている採用担当者様もいらっしゃるのではないでしょうか。
そのような業務を効率化できるシステムが多数登場し、アルバイト採用の領域でも有効活用
されているケースが非常に多くなりました。
今回は、そんなHR Techを用いてアルバイト採用業務を効率的に進めていく方法をご紹介します。
弊社では応募数不足、離職率改善、定着率向上などの課題に対して
母集団形成~定着・戦力化のご支援をしています。
解決手法も多岐にわたり、最適な方法をご提案致します。
お困りのことがございましたらノーザンライツまでお気軽にお問い合わせださい!
HR Techでアルバイトの応募数、採用数を増加させるには?
アルバイトスタッフをより多く採用するためには、採用活動の効率化による工数削減と、
採用ホームページの強化で他の求人媒体からの応募以外で応募数を獲得することが大切です。
それはHR Techサービスを用いて実現可能です。
採用管理システム ATS(Applicant Tracking System)で効率的な採用活動を行う
皆さんもたくさんの求人広告を使う中で
【応募者の選考進捗の管理が手間】
【媒体の応募管理画面がたくさんあって管理が出来ない】
【どの媒体から来ている応募なのか分からない】
【各種ID、PASSの管理が煩雑】
などお困りになった事はありませんか?
そのような課題はATSを活用して解決できます。
ATSとは「Applicant Tracking System」の略で直訳すると「応募者追跡システム」です。
ATSで管理できるのは主に以下のようなことです。
・複数の求人作成、管理
・応募者の履歴書、情報管理
・面接評価、選考管理
・内定の通知やフォロー
また、特徴としては現在ご利用、掲載中の求人媒体各社の応募管理画面に入る事なく
自動的に応募者情報をATSシステムに取り込む事が出来ます。
(各種ATSにより取り込み出来る媒体は異なります)
多くの応募者を集める事が難しくなっている現在、自社の応募者をいかに面接、採用に
繋げていけるかが重要になります。
10名応募があり10名採用条件を満たす方を採用出来れば採用は大成功ということになりますが、
多くの企業様においては2~3名の採用がやっと、悪い場合は1人も採用できないというケースもあるのではないでしょうか。
このように獲得した応募を出来るだけ採用まで繋げていく手段としてATSサービスが使われており
システム内で応募者の選考状況を一元で管理し可視化することで対応の漏れや
対応のスピードアップをすることが出来ます。
また求人広告の多くは媒体ごとの専用管理画面があり、それぞれで応募者対応を行う必要が
ありましたが、ATSサービスの活用で同システム内で応募者それぞれの進捗管理を行うことが
出来ます。
ATSの中で最も有名なのが導入社数NO.1 を誇る「リクオプ」です。
大手飲食フード業界、コンビニ・スーパー業界等、多くの企業様が利用されています。
応募数UP、採用数UPはもちろん、生産性UPにも繋がる機能も多数備わっています。
(有料オプションあり)
ご興味がある方は是非お問い合わせください。
お問い合わせはこちら採用ホームページ(CMS:Content Management System)を活用する
CMSとは「コンテンツ管理システム(Contents Management System)」の略で
WEBでホームページの作成や管理、更新までスムーズに行えるサービスで
HTMLやCSSといった専門知識がなくても簡単にご利用頂けます。
昨今、採用領域においてもCMSツールを活用して採用活動を行っている企業様も増えており
オウンドメディアリクルーティングが欠かせない採用方法の一つとなっています。
採用管理システムATSを導入するには運用面や費用的にハードルが高いと思われる方は
まずは簡単にご利用頂けるCMSから導入してみても良いかもしれません。
CMSの中で代表的なツールは、リクルートが提供している「Airワーク採用管理」です。
無料で開設が出来る上に簡単に求人作成や管理ができ、自社の採用ホームページとして活用されています。
ATS、CMSどちらにしても開設して終わり。ではなく、自社の採用ホームページを検索で
上位表示される仕組みを整え求人案件を整理することで、indeed・求人ボックス等の求人検索エンジンにも掲載(転載)されます。
その結果、応募者が増加し今まで以上に採用数を増やすことができるようになります。
インターネットの普及で検索結果への対策が必要となっていますので採用ホームページ対策は
必須と言えるでしょう。
また、近年は他社との差別化のため企業文化の表記やより詳細な仕事内容について
採用ホームページで触れられる事が多くなってきています。
会社のこと、チームメンバーのこと、仕事のこと、求める人物像のこと等々、
必要とされる情報をできる限り発信することで発見され理解されることも増えていきます。
求人媒体では文字数制限などにより載せられないような自社の情報も採用ホームページでは
自由に発信することができるので会社や仕事の魅力をアピールし、応募者獲得に繋げていきましょう。
Airワーク 採用管理
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無料で自社の採用HPが持てる?!
採用管理システムやオウンドメディア領域以外のHR Techサービスとは!?
求人広告で毎月何名の応募が取れて何名の採用が出来るのかという事だけではなく、
HR Techサービスを有効活用することにより応募者対応や面接設定業務の効率化、既存スタッフの定着率向上や、人材の質の向上からお店の売上やリピート率の向上にも繋がります。
リファラル採用においてのHR Tech活用で自社の採用力強化・定着人材を獲得する
求人媒体以外の母集団形成や人材の定着に向け様々なフェーズからアプローチを行うことが大切です。
例えばリファラル採用。古くから縁故採用などとも言われる採用手法ですが、
現在有力な採用・定着の手法だと注目されています。
自社の社員からの紹介が前提なので予め応募者は会社への理解度もあり貢献度も高い傾向にあると言われています。
また、長く勤務するケースが多く、定着人材を採用できる有効的な手法です。
今後は求人広告などメディアが企業と求職者の間に介さないダイレクトリクルーティングが
主流になってくると言われていますが、
このリファラル採用をHR Techを活用し促進する事で改めて見直されている現状があります。
アルバイト領域でも活用されている事例は多数出てきており、中には全体の応募者の2~3割が
リファラル採用という企業もあります。
リファラル採用が浸透すれば、求人広告費用を削減することができ、採用活動のパフォーマンスを高められます。
応募受付から面接設定まで自動化
応募者対応や面接設定において下記のようなことでお悩みを抱えている採用ご担当者様も
多いのではないでしょうか。
・応募者が多く対応に時間が掛かる
・電話やメールをしても返信がない
・面接設定まで繋がらない
上記のようなお悩みを解決できるツールの中で代表的なものをご紹介します。
【RECRAC(リクラク)】
応募を自動受付し、面接日程をスムーズに調整してくれます。
▶特徴
・応募受付から面接設定を自動化
・面接場所や持ち物も自動で案内
・面接前日のリマインド自動送信
【リクター】
SMSとチャットボットで“応募”から“働く”を最短で導くことができる最速チャットボットサービスです。
▶特徴
・応募者対応が24時間365日いつでも可能になる
・事前にフィルタをかける(自動選考を行う)ことで条件一致した求職者のみの面接実施となる
・面接前日のリマインド自動送信
従業員満足度を数値化するHRTechの活用で定着率向上を目指す
他にも従業員満足度を可視化するシステムを提供する会社も多数存在し、
従業員満足度の数値化されたデータをもとに、定着率改善の施策を打つことができるようになります。
採用すること以上に自社にとって戦力となる人材に長く勤めてもらうことは重要になりますので、
定着率の観点から人材充足を狙い、同時に自社が従業員からどう見えているのかを把握する事が出来るサービスは近年とても注目されています。
アルバイト・パート領域でも定着化に繋がるサービスがあり、その中でも最近では選考活動中に
ストレス耐性やコミュニケーション能力を見るために適性診断を行う企業も増えてきています。
適性診断というと新卒採用や中途採用時に利用するイメージがあるかもしれませんが、
アルバイト・パートに特化したサービスも出てきています。
代表的なものは【Talentgram(タレントグラム)】というツールです。
【Talentgram(タレントグラム)】
アルバイト・パート採用における応募受付代行トップシェアを誇る株式会社エスプールリンクが
プロデュースする適性診断サービスです。
▶特徴
・低コストでの導入が可能
・適性診断設問数約20問で5分程度診断可能
・累計2000万人以上の性格判断のデーターベースに基づき応募者の性格を31タイプに分類
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アルバイト採用ではシステムでデータを蓄積・活用することが重要
現在、自社の採用サイトなどをお持ちでない場合は、初めに紹介したATS、CMSを活用してみましょう。
採用活動に関わる全ての関係者(本社、SV、店長等)で応募者を管理し、
よりスピード感を持って対応することで、これまで以上に面接設定出来る応募者が増え
結果としてより多くの応募者に出会う事が出来ます。
大切なのはそれらの応募者が最終的にどうなったのか(無事採用となったのか、どこで離脱してしまったのか)をしっかりと自社のデータとして残すことで、
どこが改善すべきポイントなのかを把握し、次回の採用活動に向けて改善策を
打つことが出来ます。
応募をたくさん集める事も大切ですが、それ以上に応募者を採用に繋げることが
大切です。
どうしても応募数に目が行きがちですが、その先の数値も自社で目標を持ってみると
良いでしょう。
世の中にはHRTech含め様々なシステムが絶えず登場していますが、
自社の目的に合わせてHRTechを上手く活用しましょう!