アルバイト採用

2023.01.24

アルバイト採用管理システム(ATS)を徹底比較!

アルバイト採用管理システム(ATS)を徹底比較!

採用プロセスをシステムで一元管理し、煩雑になりがちな採用業務を効率化することのできる採用管理システム(ATS)が近年注目を浴びています。
注目を浴びる背景にはシステム利用における低コスト化や採用業務の省力化などが挙げられます。こうした背景から正社員採用領域をはじめ、新卒領域やアルバイト・パート採用領域、派遣社員領域まで幅広い領域に特化した採用管理システムが続々とリリースされています。

しかしながら「どのような採用管理システムが自社に適しているのか」「採用管理システムごとの特徴がわからない」といったお悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
この記事では、現在数多くの企業からリリースされている採用管理システムの中でも、
アルバイトやパート採用領域に特化した製品の情報をまとめてご紹介します。

採用管理システム(ATS)とは?

採用管理システム(ATS)とは?

採用管理システムとは、企業やお店が採用活動を行う際、採用プロセスに関連する情報を集約し
一元管理することのできるシステムです。
こうした採用システムは通称ATS(Applicant Tracking System)と呼ばれています。
採用に関する業務では求人広告の出稿のみにとどまらず、応募者管理や面接設定、採用HP管理など幅広い管理業務が発生します。採用管理システムを導入することで、こうした幅広い業務を
省力化・効率化することが可能となります。
では、採用管理システムを導入することで具体的に何ができるのでしょうか?

採用管理システムができること

採用管理システムは採用業務を効率化するための幅広い機能を網羅的に搭載しています。
数多くある機能を使用することで、以下のようなことができるようになります。

▼ 採用管理システムができること(例)
・自社採用HP制作
・求人メディアと連携された応募者情報の一元管理
・面接日程調整から面接官への連絡までのプロセスの自動化
・面接評価の入力
・応募者の採用ステータスなどの情報管理や伝達・共有
・採用候補者とのコミュニケーション

など

採用管理システムを導入するメリット・デメリット

採用管理システムを導入するメリット・デメリット

採用管理システムを導入することで、採用プロセスが効率化されることについてお伝えしましたが、採用管理システムの導入を検討するにあたり、メリットとデメリットのそれぞれについても
理解をしておく必要があります。
ここでは採用管理システムを導入することによって得ることのできるメリットと、
ツール導入に伴い発生するデメリットについてお伝えします。
より詳細なメリットや機能の仕様などはシステムごとにやや異なるため、ここでは一般的な
採用管理システムのメリットとしてご参考ください。

導入することで得ることのできるメリット

採用管理システムを導入することで得ることのできるメリットとしてまず挙げられるのは、
一連の採用プロセスで取得した情報の一元化です。情報が一元化されることで、採用に関わる社内や店舗のメンバー間でスピーディーに情報共有をすることができるようになります。
煩雑になりがちな情報共有が省力化、効率化されることで全体の採用活動のスピードが向上し、
採用成果の最大化が期待できます。

加えて、応募者情報は求人メディアと採用管理システムが連携していれば自動で連携してデータが取り込まれるため、手作業で情報を入力する手間を削減できます。
人為的な情報入力ミスなども防ぐことができるので、情報共有時に正確な情報を社内で共有することができるようになる点も大きな利点の一つです。

加えて、応募者情報は求人メディアと採用管理システムが連携していれば自動で連携してデータが取り込まれるため、手作業で情報を入力する手間を削減できます。人為的な情報入力ミスなども防ぐことができるので、情報共有時に正確な情報を社内で共有することができるようになる点も大きな利点の一つです。

▼ 採用管理システムのメリット
● 応募者情報が自動取り込みされる
● スピーディーな採用活動を実現することができる
● 情報の入力が自動化され作業負荷を低減することが可能になる
● 正確な情報を社内で効率的に共有することができる
●効果検証ができるようになる

導入することによるデメリット

導入メリットがある一方で、デメリットも存在します。
大きく挙げられるデメリットとして、導入することで発生する月額料金などの金銭的な面です。

というのも、採用管理システムを導入するにあたって無料で利用できる製品から、利用コストが発生するものまで幅広くあります。無料で利用できる製品の場合は利用できる機能が制限されるため、本来享受できるはずの採用管理システムのメリットを一部、得ることができなくなります。

有料で採用管理システムを利用する場合にはランニングコストが発生します。
加えて、製品によっては初期費用がかかる製品も存在します。もちろん有料で製品を導入することで利用したい機能を制限なく利用できたりと費用対効果に見合う機能を提供している製品がほとんどです。採用管理システムを導入する際には、利用コストのデメリットにフォーカスを当てるのではなく、「自社の採用の規模感に適しているシステムなのか」であったり「採用課題を解消することのできる機能を持ち合わせているのか」など、どの点に重きを求めるかが重要です。

▼ 採用管理システムのデメリット
● 利用にあたって、利用コストが発生する
●プランによって機能制限が発生する場合がある

アルバイト採用における採用管理システムの選び方

アルバイト採用における採用管理システムの選び方

ここまで採用管理システムの概要とメリットとデメリットについてお伝えしましたが、
実際に採用管理システムを導入する際に気をつけるべきポイントとはどのような点なのでしょうか。

導入する際の判断ポイント

1.採用領域に適した採用管理システムなのか
本記事の冒頭でも述べているように、採用管理システムは新卒領域や正社員領域、アルバイト・パート領域、派遣領域などそれぞれの雇用形態に特化した製品であることがほとんどです。
実際に導入した際に、製品の仕様と採用領域がミスマッチで採用管理システムの運用がうまくいかないケースなどもあります。製品を導入する際にはまず製品の仕様が自社の活動で求める仕様であるかどうかを確認する必要があります。

2.予算に見合った料金体系なのかどうか
採用管理システムの料金体系は製品によって異なります。製品の提供元が求人メディアを運営している企業である場合、求人メディアへの広告出稿と抱合せでの料金体系であることがあります。
また、利用することのできる機能によって金額が変動する製品であったり、採用人数によって金額が変動する製品など様々です。
自社の採用方針や採用予算などと照らし合わせながら適したシステムを選定する必要があります。

3.セキュリティ面は万全か
採用業務という特性上、個人情報を大量に扱う業務が多くなります。履歴書や職務経歴書などセンシティブな個人情報を取り扱うため、採用管理システムにも万全なセキュリティが求められます。実際に導入を検討する際には製品のセキュリティ面も選定基準の重要なポイントとして見極めましょう。

4.採用担当者が扱いやすいUIや機能を備えているのか
製品導入後、実際に利用するのは採用担当者や面接官です。
利用ユーザーがストレスなく操作できるのかといった点もシステムを導入する際には重要なポイントとなります。
製品のUIが不親切であったり、欲しい機能が搭載されていなかったりすると、採用業務のスピードがかえって遅くなってしまったり、最悪の場合は月額料金を支払っているにも関わらず利用がなされていない状態に陥ってしまうなどが想定されます。こうした事態を招かないよう製品を導入する際には打ち合わせに実際に利用する担当者などを同席させた上で検討をすすめることがベターです。

5.連携することのできる求人メディアは豊富か
連携可能な求人媒体が豊富であるかどうかも重要なポイントの一つです。採用管理システムは連携している求人メディアの応募者情報を取り込む点が大きな利点の一つですが、裏を返せば連携がなされていないと、応募者情報が取り込まれず情報の取りこぼしや、対応忘れや遅れが発生してしまいます。効果測定も非常に手間となってしまう可能性もあるため、採用管理システムの導入の検討をすすめる過程においては、希望の求人メディアとの連携ができるのか否かについても確認をする必要があります。

【比較】アルバイト採用におすすめの採用管理システム8選

【比較】アルバイト採用におすすめの採用管理システム8選

リクオプ

リクオプとは、HRソリューションズ株式会社が提供するアルバイト・パート採用に特化した採用管理システムです。自社採用HPの作成をはじめ、Indeedを含む60以上の求人メディアからの応募を一元管理することが可能となります。自社採用HPに掲載される求人案件はIndeedなどのアグリゲート型求人サイトへ自動転載されます。採用DXを推進していく上では先進的な取り組みを実施しているシステムと言えます。

【特徴】
● 自社採用HPの作成が可能
● 応募フォームを最適化することのできる機能を搭載
● 業界トップクラスの求人媒体と連携可能
● 業界トップクラスのセキュリティ体制
● 母集団形成から人材定着までに必要な機能を網羅的に搭載
● アクセス解析レポーティングが可能
● ニーズに合わせて利用が可能なオプションが豊富
(チャットボット、動画面接、WEB雇用契約等)

【料金体系】
導入に際してのリクオプの料金プランは公式のサービスサイトよりお問い合わせいただく必要があります。

ジョブオプ採用管理

ジョブオプ採用管理とは、株式会社リクルートが提供する採用管理システムです。
応募情報の一元管理はもちろんのこと、自社採用HPの開設を行うことができるサービスです。
また採用HP内の求人情報は、3時間に1回の頻度でIndeedに最適化された形式でIndeedへ自動転載されます。

【特徴】
● 自社採用HPの作成が可能
● Indeedに最適化された求人情報の自動転載によって流入の強化が可能
● 自社採用HPをはじめ幅広い求人メディアからの応募者情報を一元管理
● 面接可能枠を事前に設定することでスムーズな面接日程調整が可能に
● 採用状況を可視化し、レポーティングが可能
● 応募者からの新着メールの通知や当日の面接予定などのタスク一覧をダッシュボードで把握が可能

【料金体系】
ジョブオプ採用管理は月額課金制となります。
月額のランニングコストに加えて導入時には初期費用が発生します。

・初期費用:200,000円〜
・ランニングコスト:70,000円〜

HITO Manager

HITO Manager(通称:ヒトマネ)とはパーソルプロセス&テクノロジー株式会社が提供しているアルバイト・パート採用に特化した採用管理システムです。

【特徴】
● 自社採用HPの作成が可能
● Indeedに最適化された求人情報の自動転載によって流入の強化が可能
● Indeedをはじめ、Googleしごと検索やYahoo!しごと検索といった求人検索サイトにすべて対応
● 自社採用HPをはじめ幅広い求人メディアからの応募者情報を一元管理
● 採用状況を可視化し、レポーティングが可能

【料金体系】
HITO Managerは月額課金制となります。
月額のランニングコストに加えて導入時には初期費用が発生します。

・初期費用:250,000円〜
・ランニングコスト:50,000円〜

Entry Pocket

Entry Pocket(通称:エンポケ)とは株式会社マイナビが提供する採用管理システムです。

【特徴】
● 自社採用HPの作成が可能
● Indeedをはじめとする求人検索エンジンに求人情報連携
● 自社採用HPをはじめ幅広い求人メディアからの応募者情報を一元管理
● 面接予定の管理や採用候補者の選考状況の確認が可能
● 求人メディアごとの効果測定や店舗別の効果測定といったレポーティングが可能
● 独自ドメイン取得によるSEO施策や多言語対応サイトの作成などWEB集客を強化するための機能を搭載

【料金体系】
導入に際してのEntry Pocketの料金プランは公式のサービスサイトよりお問い合わせいただく必要があります。

Jobギア採促

Jobギア採促は株式会社アイデムが提供する導入企業数40,000社を超える採用管理システムです。アルバイト・パート採用はもちろんのこと、正社員採用においても利用することが可能です。
幅広い採用ニーズに対して柔軟に利用することができる点が強みです。

【特徴】
● 自社採用HPの作成が可能
● Indeedをはじめとする求人検索エンジンに求人情報連携
● 自社採用HPをはじめ幅広い求人メディアからの応募者情報を一元管理
● 自社採用HPのデザインのバリエーションが豊富
● 正社員領域など、幅広い採用ニーズに対応

【料金体系】
Jobギア採促では4つのプランを用意しており、
プランに応じて月額の利用料金と初期費用が変動します。

<プラン別の料金体系>
・クイックプラン(求人掲載数は10件まで)
 - 月額費用:0円
 - 初期費用:0円

・スタンダードプラン(求人掲載数は500件まで)
 - 月額費用:50,000円〜
 - 初期費用:240,000円〜

・ミドルプラン(求人掲載数は1000件まで)
 - 月額費用:50,000円〜
 - 初期費用:480,000円〜

・カスタマイズ(求人掲載数は3000件まで)
 - 月額費用:50,000円〜
 - 初期費用:780,000円〜

※各プランの詳細についてはJobギア採促のサービスサイトをご参照ください。

Findin

Findin(ファインドイン)は株式会社ツナググループHCが提供する採用管理システムです。
独自ドメインでの自社採用HPの構築をはじめ、WEBプロモーションに強みがあります。

【特徴】
● 自社採用HPの作成が可能
● Indeedをはじめとする求人検索エンジンに求人情報連携
● 自社採用HPや各求人メディアからの応募者情報を一元管理
● WEB面接システムやチャットボットと連携し、管理画面上でオンライン面接が可能
● Facebookやtwitter、YDAなどのSNSやWEBバナーでの求人情報の配信が可能

【料金体系】
導入に際してのFindinの料金プランは公式のサービスサイトよりお問い合わせいただく必要があります。

ビズプラ採用管理

ビズプラ採用管理とは株式会社フューチャートが提供する採用管理システムです。
母集団形成からその後の振り返りの効果測定まで一元的に実施、管理をすることができます。

【特徴】
● 幅広い求人メディアの応募者取り込みが可能
● Indeedをはじめとする求人検索エンジンに求人情報連携
● 自社採用HPや各求人メディアからの応募者情報を一元管理
● WEB面接システムと連携し、管理画面上でオンライン面接が可能
● 合否結果の自動通知機能を搭載
● 採用状況を可視化し、レポーティングが可能

【料金体系】
ビズプラ採用管理では、月額の基本料金に加えてニーズに応じて利用することのできる
オプション機能にかかる利用料金の2種類の料金が発生します。

・月額基本料金:70,000円
・オプション利用料金:要問合せ

RPM

RPMとは株式会社ゼクウが提供する採用管理システムです。
派遣スタッフの採用管理に特化したシステムでGoogleカレンダーやLINE、セールスフォースなどの主要な派遣業務管理システムとの連携もサポートしています。

【特徴】
● 幅広い求人メディアからの応募者情報を一元管理
● 自動で面接予約できる機能を搭載
● 派遣契約の電子化に対応可能な電子サイン機能を搭載
● 法定の事業報告書や管理簿など各種帳票の自動出力が可能
● 派遣スタッフの主要な業務管理システムとの連携が可能
● RPM内に蓄積された情報を元にKPI分析/レポーティングが可能

【料金体系】
RPMの料金体系は基本機能の利用料とオプション機能の利用料の2種類に分かれており
利用したいオプションの機能や数に応じて月額の費用が変動します。

導入に際してのRPMの料金プランは公式のサービスサイトよりお問い合わせする必要があります。

自社の採用領域やニーズに応じた採用管理システム選びが大切

今回は採用管理システムについてお伝えした上で、8つの製品をご紹介しました。
採用DXという言葉が一般的に広まって久しいですが、
年々採用業務の省力化や効率化に取り組む企業が増えてきています。
一方、そうした背景から各採用管理システムの機能も幅広く拡充されています。

それぞれのサービスの特徴や料金形態を比較し、自社に最も適した採用管理システムは
どのサービスなのかをじっくりと検討する必要があります。

煩雑になりがちな応募者管理業務やレポーティング、自社採用HP作成などの業務に
課題をお抱えの採用ご担当者様は今回ご紹介したような採用管理システムの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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