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アルバイトの社会保険加入条件と、会社のメリットとは? ~助成金がもらえるって本当?!~

2020.02.10

アルバイトの社会保険加入について、法律で細かく定められていたり、スタッフによって条件がばらばらだったり、労務担当者にとっては管理が煩雑になりがちです。

また、法定福利費という経費を抑えるため、アルバイトに社会保険に加入させていない企業もあるかもしれません。しかし、社会保険に加入することで老後や万が一の時の生活保障を受けられるため、労働者の生活を守るためには法律に基づいて社会保険に加入してもらう必要があります。

まず、アルバイトの社会保険加入について条件を確認したうえで、会社にとってのメリットを考えてみましょう。さらに、新たな社会保険加入により増加する法定福利費をカバーするためともいえる「キャリアアップ助成金」についても紹介していきます!

アルバイトの社会保険加入の条件と会社のメリットについて

まず、アルバイトが社会保険に加入するにはどんな条件を満たせばいいのかをおさらいしましょう。そして、アルバイトの社会保険加入がもたらす会社のメリットが何なのか、考えてみましょう。

アルバイトの社会保険加入条件は?

アルバイトなど短時間勤務者は、「4分の3基準」か「5要件」を満たせば社会保険の加入対象になります。その前に、社会保険に加入しなければならない会社の条件があります。

◆会社の条件「強制適用事業所」

国、地方公共団体又は法人の事業所であって、常時従業員を使用するもの。

※但し、半数以上の従業員が社会保険の加入を希望し、会社が申請の上、厚生労働大臣の認可を受けた場合は、個人事業主などの「強制適用事業所」でなくても社会保険に任意加入することができます。

この「強制適用事業所」等で勤務するアルバイトの社会保険加入条件が、「4分の3基準」か「5要件」を満たすことになります。

◆従業員の条件

*「4分の3基準」

1週の所定労働時間および1ヶ月の所定労働日数が同じ会社で同様の業務に従事している正社員の4分の3以上であること

*「5要件」

1.1週の所定労働時間が20時間以上であること

2.1年以上の雇用期間が見込まれること

3.月額賃金が8.8万円以上(年収106万円以上)であること

4.学生でないこと

5.常時500人を超える被保険者を使用する企業(特定事業所)に勤めていること。

「社会保険に加入する」とは、「社会保険」と「労働保険」すべてに加入すること。

一般に「社会保険」と言っているものは「社会保険」と「労働保険」に分けられます。

【社会保険】 健康保険・厚生年金保険・介護保険(40歳~64歳)

【労働保険】 雇用保険・労災保険

「社会保険に加入する」ということは、「社会保険」「労働保険」のすべてに加入することになります。

アルバイトに社会保険加入させると、良い人材の獲得・定着の可能性が高くなる!

加入条件をご覧の通り、アルバイトが社会保険に加入するにはある程度長期間、正社員に近い労働時間で勤務していることが必要条件になります。そのため、社会保険に加入するアルバイトにはそれだけのモチベーションの高さがあると言えます。

また、アルバイトが入社前に社会保険に加入できる環境であると知ると、その会社で長く安定して働くことをイメージでき、安心します。つまり、アルバイトが社会保険加入できる環境をつくることが、モチベーションの高いアルバイトに長く安定して働いてもらうことにつながるのです。

アルバイトの社会保険加入により、会社に「キャリアアップ助成金」が支給される!?

先述の通り、アルバイトが社会保険に加入するには正社員にある程度近い労働時間で勤務していることが必要です。中には例えば子育て中のアルバイトなど、労働時間を延長できるタイミングが出て社会保険に加入する、というケースも多くあるでしょう。

実は、短時間労働者が労働時間を延長し社会保険に加入することにより、会社が「キャリアアップ助成金」を国から受けることができます!

キャリアアップ助成金とは?

有期契約労働者、短時間労働者、派遣労働者といったいわゆる非正規雇用の労働者(以下、「有期契約労働者等」という。)の企業内でのキャリアアップを促進するため、これらの取組を実施した事業主に対して助成をするものです。

1.正社員化コース

2.賃金規定等改定コース

3.健康診断制度コース

4.賃金規定等共通化コース

5.諸手当制度共通化コース

6.選択的適用拡大導入時処遇改善コース

7.短時間労働者労働時間延長コース

 短時間労働者の週所定労働時間を5時間以上延長し、当該労働者が新たに社会保険適用となった場合に助成

 また、短時間労働者の週所定労働時間を1時間以上5時間未満延長し、当該労働者が新たに社会保険適用となった場合も、労働者の手取り収入が減少しないように2または6と併せて実施することで一定額を助成

詳しくは厚生労働省のHPに掲載されていますので、ぜひ見てみてください。ここでは7つめ「短時間労働者労働時間延長コース」について紹介します!

キャリアアップ助成金「短時間労働者労働時間延長コース」の受給要件とは?

下記に当てはまるアルバイトについて、企業が国からキャリアアップ助成金の「短時間労働者労働時間延長コース」を申請することができます。

①過去6ヶ月間継続勤務している

②アルバイトの週所定労働時間を5時間以上延長

 ※ただし、5時間未満の延長でも一定の条件下で申請が可能

③新たに社会保険に加入する

④労働時間延長後、6ヶ月間継続勤務する

生産性要件とは?

生産性=(営業利益+人件費+減価償却費+不動産賃貸料+租税公課)÷雇用保険被保険者数

この数値について、「直近の会計年度」と、「その3期前の年度」を比較し、直近年度にて6%以上向上していることが認定できれば、加算を申請することができます。また、1%以上6%未満の向上の場合でも、金融機関からの事業性評価を得ていれば申請することができます。

支給額・支給人数は?

◆支給額

・中小企業/対象スタッフ1人当たり 225,000円(生産性要件満たす場合 284,000円/人)

・大企業 /対象スタッフ1人当たり 169,000円(生産性要件満たす場合 213,000円/人)

◆支給上限人数

1事業所が年度ごとに申請できる上限人数は、45人

※労働者の手取り収入が減少しないように週所定労働時間を延長し、新たに社会保険加入させるのに加え、「賃金規定等改定コース」または「選択的適用拡大導入時処遇改善コース」を実施した場合

・1時間以上2時間未満 45,000円/人(生産性要件満たす場合 57,000円/人)

・2時間以上3時間未満 90,000円/人(生産性要件満たす場合 114,000円/人)

・3時間以上4時間未満 135,000円/人(生産性要件満たす場合 170,000円/人)

・4時間以上5時間未満 180,000円/人(生産性要件満たす場合 227,000円/人)

キャリアアップ助成金を活用しながら、良い人材の採用・定着化を図りましょう!

アルバイトの社会保険加入がもたらす会社のメリットをご紹介しました!社会保険は従業員が老後や万が一の時の生活保障を享受できるように用意された制度なので、従業員には条件を満たす限り加入してもらうべきです。

法定福利費の増大を懸念してアルバイトの社会保険加入を制限している会社も、キャリアアップ助成金を利用すれば経費の増大を抑えることができます。キャリアアップ助成金の活用も検討しながら、優秀なアルバイトが安心して長く働ける環境づくりをし、組織の活性化を図りましょう!

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