ギグワークとは?おすすめのスキマバイトアプリと登録体験レポートについて
2022.03.07更新
コロナ禍になり「ギグワーク」「スキマバイト」といった働き方のニーズが増加しました。
ではいったいどんな働き方で、求職者側、企業側にとってのメリット・デメリットは何なのでしょうか?
そして今や世の中に数多くあるスキマバイトアプリもいくつかご紹介します。
その中で実際に、とあるアプリに登録をしてどんな案件が掲載されているのか調べてみました!
今話題のスキマバイトアプリ「タイミー」
スキマ時間の人手が欲しい!そんなご担当者様にお勧めです。
サービス詳細は下記よりご覧ください。
ご興味がある方はお気軽にお問い合わせくださいませ!
ギグワークとは
ギグワークとは正社員やアルバイト・パートとは異なり雇用契約を結ばず、自分の好きなが時間や場所を選ぶことが出来る働き方で、
英語の「Gig(=一度だけの演奏や短いセッションを指すスラング)」+「Work(仕事)」が
由来で造られた言葉です。
ウーバーイーツの配達員がその働き方の例です。
では、ギグワークは求職者側、企業側にとってそれぞれどういったメリット・デメリットがあるでしょうか?
*ギグワーク人材を採用したいけど労務面で懸念点がある…
*そもそも仕組みがよくわからない…
*過去に話しを聞いたことがあるが再度詳しく知りたい…
などなど、採用ご担当者様から様々なお声をいただきます。
そんな方はお気軽に資料請求・お問い合わせくださいませ。
まずはざっくばらんに情報交換を行いましょう!
求職者側:ギグワークのメリット
■空いた時間を活用して効率的に仕事ができる
ギグワークのメリットはなんといってもスキマ時間を活用できることです。
例えば、学生は授業が空いている時間帯に、フリーターはWワークをしながら、主婦(夫)は家事や
育児の合間に、などそれぞれ属性によって効率的且つ柔軟な働方ができます。
実は会社の就業後に副業として勤める正社員もコロナ禍を経て増加しています。
■未経験でも気軽に働ける
仕事内容は、一部経験者限定の仕事はあるものの、ほとんどが仕分けスタッフ、軽作業、
清掃スタッフ、デリバリー、飲食店の洗い場など未経験でもできる仕事のため、誰でも気軽に働けます。
■すぐに給与がもらえる
給与は勤務後に支払われるため、急な出費でお金が必要な場合にはピッタリです。
■場所を選ばずすぐに働ける
1箇所で固定された勤務のスタイルではない為、旅行の最中や帰省中の空いた時間にも働けます。
求職者側:ギグワークのデメリット
■収入が安定しない
未経験でもできる仕事が多いため仕事の給与が低めだったり、地域によっては募集している仕事が
まだまだ少ない中で継続的に仕事をしないと安定した収入を得ることは難しいです。
■全て自己責任となる
各サービスによっては契約形態が異なるため、労務関連の法律が適用されないものもあります。
適用されないものは、仕事中に怪我やトラブルがあっても全て自己責任となります。
企業側:ギグワークのメリット
■突発的な人手不足にも対応
急遽人手が足りなくなった時間帯でも募集をすると即日で求職者とマッチングできるほどスピード感が早いです。
■シフトを組む手間が発生しない
アルバイトスタッフのシフト組みはどうしても手間と時間が掛かってしまうもの。
しかしギグワーカーに対してはそのような業務は発生しないのでスムーズにシフトに入ってもらえます。
■短期から長期雇用に切り替え可能
ワーカーの働きぶりを見て今後戦力になると感じたら、ワーカーを長期雇用への引き抜きも可能です。
企業側:ギグワークのデメリット
■人材の質が不安定
その時によってマッチングする人材は様々。それゆえにそれぞれが持つスキルや仕事への理解力なども異なります。
アルバイトのように時間をかけて研修期間を設けることができないため、マッチングしたワーカーと仕事内容にミスマッチが発生する場合も多々あります。
スキマバイトアプリ「タイミー」って何?
働きたい!と思ったらすぐに働けるバイトアプリ。それが「タイミー」
タイミーの特徴
従来の「求人に応募」「面接を受ける」「採用の合否を待つ」「勤務開始」という働くまでに
手間と時間のかかるものではなく、お互いの条件がマッチングしたら面接なしですぐに働けるアプリのこと。
募集内容は「11時~15時」「18時~23時」等の短時間が多く、いわゆる飲食店で言えば繁忙時間に募集している企業が多いです。
働いた分のお金は最短で当日振込も可能!※別途手数料として220円が発生(2021年現在)
なぜここまでスキマバイトアプリが支持されているのか?
きっと採用担当者の方なら一度は経験があるかもしれません。
そう、バックレやドタキャンです。せっかく面接日まで設定したのに当日来ないなんていう事ってよくありますよね。
タイミーが支持される理由としてまず、このようなバックレやドタキャンが少ないことが上げられます。
なぜかというと、タイミーには勤務当日までにLINEで2度リマインド(返信必須)があるなどバックレやドタキャンを減らす対策がされているからです。
また万が一バックレやドタキャンがあった場合、タイミーでは相互にレビューを評価し合う仕組みなので、
バックレやドタキャンをした求職者の方の評価が悪くなり、一時的にアプリ制限がかかったり、
場合によってはタイミーでの求職活動ができなくなってしまう仕組みもあります。
タイミーで募集されている業種は?
デリバリー、飲食店のホール・キッチン、洗い場、倉庫内作業、ティッシュ配り・ビラ配り等、
オフィスワークでの事務や、軽作業、スーパーの販売が多いようです。
実際に、登録して、調べてみました!
実際にタイミーに登録して調べてみたところ、使いやすさや案件数、色々な事が分かってきました!
どんなお店が掲載されているのか?
それでは実際に「タイミー」に登録して進めた結果をお伝えしましょう!
まず、登録に必要な生年月日や名前などの個人情報がズラッと並びます。
タイミーでは職種や店名などでは絞り込みができない為、基本はエリアで絞っていくことになります。
ざっくり絞ってスクロールしてみた結果、表示されたのは、飲食店の求人がほとんどでした。
チェーン店から個人店、ホテルのレストランなど業態は様々。
居酒屋の場合、21~24時等といったスポット勤務の募集をしているお店が多い印象でした。
気になる仕事内容は?
詳しいお仕事内容は一覧表示された案件をクリックすると見る事ができます。
飲食店の場合、ホールスタッフの募集がほとんどで、仕事内容はオーダーや配膳、接客等です。
仕事内容の記載の他に、就業経験のある方のレビューがあり、
求職者にとってはココで働くかどうかの良い判断材料になるのではと感じました。
実際に働いた方のリアルな感想が見れるので求職者には優しい仕様になっています。
他者の感想が見れることで安心して働けるのでレビューがあるのは良いと思いました。
お店の評判や登録者情報はどう判断するの?
前述でも説明しましたが、タイミーは企業と求職者お互いの評価が確認できる仕様になっています。働く求職者の方に対してもお店側が働きぶりを評価をします。
両者がしっかり評価する仕組みはお互いネガティブな行動を抑止できるのでとても良いと感じました。
今後も増えていくと予想されるスキマバイトアプリ。 気になる類似アプリをご紹介!
タイミー以外にもスキマバイトアプリは増えてきています。
ここではアプリストアで上位にランキングする、スキマバイトアプリを一部ご紹介。
様々な企業から発表されており、おおよそ内容や取扱店舗は同じですが、アプリ毎に特徴があります。
今後認知度をあげるものもあるかもしれないので、チェックしてみてください。
ジョブクイッカー/ 開発:Recruit Co.,Ltd.
【特徴】
・24時間以内に合否が決まる
・求職者が企業に働く前に質問できる
・お給料の他にもジョブマイルというポイントがもらえる
1分勤務につき1マイルが貯まるので、例えば5時間勤務すると300マイル
1000マイル貯まると1000円分のリクルートポイントに交換できる仕組み
シェアフル/ 開発:シェアフル株式会社
【特徴】
・掲載案件は平均時給1200円と高い
・事務案件をはじめ、オフィスワークが多い
・就業条件明示・勤怠管理・給与計算・給与代行振込など労務関連業務をシェアフル上での
一元管理が可能
LINEスキマニ / 開発:LINE株式会社
【特徴】
・月間利用者数8,800万人*が利用するLINE上で人材を探すことが出来る *2021年3月時点
・求人掲載から給与管理までワンストップで管理が可能
・「職務経歴」「勤務評価」「勤務状況」を蓄積しマッチング精度を高める仕組みを導入
・初期費用・月額費用0円、紹介手数料30%、給与立替手数料250円
ワクラク / 開発:Wakrak株式会社
【特徴】
・利用する企業は月額登録料無料
・企業の利用手数料が安い
例えば…時給1000円で5時間勤務の場合、手数料は1500円。※1時間あたりの手数料は30%
手数料の安さに重点をおいていることで着々と登録店舗が増えており、現在約3000店舗ほど
・最短で翌日に振り込むことができる※日付が変わる12時迄に申請が必要
・過去の勤務や履歴をデータ化し「どこの職場だと相性がいいのか」等が
わかるマッチング機能を今後追加予定
WAKUMO / 開発:NEO CAREER CO., LTD.
【特徴】
・主に東京近郊の求人でエリアは限られている。
・職種は飲食ホール・キッチン、倉庫内作業、ポスティング、ビラ配り、その他軽作業、
ドライバーに限られている
長所・短所を理解した上で使い分けることが大切
今回、実際にスキマバイトアプリを利用してみて分かったことは、アプリ自体がとても使いやすく、企業も求職者も手軽に始められるものであり短期間で人を確保するには、向いているアプリだと感じました。
ただし手数料がかかること、スタッフの質が安定しないことが懸念点として挙げられます。
短期的に人を充足させたとしても、結局、教育などに時間を割いてしまい
結果、非効率になってしまったという話も聞きます。
短期的にスタッフ充足させられるスキマバイトアプリも、長期的に働いてくれる
スタッフを探せる求人媒体も一長一短。
採用手法が多様化してきている今だからこそどちらかに偏らせるというわけではなく、
状況に合わせて使い分けるということが大事なのではないでしょうか。