外国人採用

2022.06.06更新

外国人アルバイトの募集方法とは?意外と知らない6つの方法を紹介!

外国人アルバイトの募集方法とは?意外と知らない6つの方法を紹介!

留学生を中心に日本でアルバイトを行う外国人が増え、各社が外国人材の活用を進めています。
一方、「外国人の募集を検討しているが、何から始めて良いのかわからない」という企業様も少なくないのではないでしょうか?
そこで今回は、外国人アルバイトの6つの募集方法と外国人アルバイトの採用を行う上で押さえておきたいポイントをご紹介します。

求人サイトや採用支援サービスを活用した募集方法

求人サイトや採用支援サービスを活用した募集方法

言語や文化の異なる外国人の採用を行う上では、選考プロセスでのトラブルや入社後のミスマッチも気になるところ。外国人に特化した採用支援サービスを活用すれば、そのような不安も軽減できます。

1.外国人留学生の約30%はタウンワークやIndeedでアルバイトを探しています

外国人留学生にアンケートをとったところ以下のようになりました。
※弊社登録留学生約10000人アンケート

・友人からの紹介       33%
・タウンワークやIndeedで探す 27%
・SNS             26%
・学校からの紹介        4%
・その他           10%

特筆すべきは、27%の留学生が自ら求人広告を使用してアルバイトを探している点です。

27%の留学生に対しさらにヒアリングしたところ
・日本人だけの募集なのか外国人も採用してくれるのか不安
・「わきあいあい」や「アットホーム」、「まかない」の意味がよくわからない
・応募に際し、準備する必要書類があるのかわからない
といった回答が寄せられました。

求人広告を利用して求職している留学生は、日本語レベルが総じて高い傾向にありますので
外国人留学生を採用したいとお考えの場合、求人広告への記載内容を工夫する必要があるかもしれません。

2.人材紹介や人材派遣の活用

各社の人材要件に合わせて人材の紹介を行うアルバイト人材紹介サービスや、派遣会社が雇用主となり人材の派遣を行う人材派遣サービスもあります。
料金体系は採用された人材の入社後に料金が発生する成功報酬型の場合が多いです。

<人材紹介・人材派遣サービス例>
■NLiss(エヌリス)│多言語対応スタッフが企業と留学生を全面サポート
NLissは弊社が展開する外国人留学生の人材紹介サービス。アルバイト・パートに特化した採用支援企業としての経験を活かし採用課題を解決します。社内には各国の特性を熟知した多言語コーディネーターが在籍しており、応募から入社までの一連の採用活動において企業と留学生をサポートします。

■GOWEL(ゴーウェル)│20代から30代の東南アジア人材が多数登録
ゴーウェル株式会社はアジア人材に特化したサービスを運営。東南アジアを中心に3000を超える人材が登録しており、そのうち40%が20代から30代の留学生です。
■フルキャストグローバル│留学生に人気な給与前払いサービスを実施
フルキャストグローバルは、物流倉庫や清掃工場などを中心に外国人アルバイト派遣を行っており、給与前払いサービスなど独自のサポートも特徴です。

3.求人情報検索サイト「Indeed」への広告掲載

世界60カ国以上で展開されるIndeedは、外国人にも認知度が高いサービスです。
基本的にはユーザーが検索エンジンで入力したキーワードに基づき求人情報が表示されるため、結果として日本語で書かれた求人情報が理解できる日本語レベルの高い外国人材からの応募が多くなります。
なお、ある程度の日本語能力をもつ人材は、言語力を活かしたアルバイトを好む傾向にあるため通訳を必要とする接客や翻訳業務が発生するオフィス事務など、多言語対応が求められる仕事内容の場合はIndeedの活用がおすすめです。

  Indeedのサービス詳細はこちら

各国のSNSや学校のネットワークを活用した募集方法

各国のSNSや学校のネットワークを活用した募集方法

人材不足の深刻化により、今後は外国人留学生の確保も難しくなることが予想されます。
そんな中で既存の採用媒体での募集にとどまらず、母集団となる外国人のネットワークを広げアプローチすることも非常に大切です。
世界中で利用されているSNSへの発信や学校機関との連携を進めることで、より多くの人にアルバイト情報を届けられるようになります。

1.各国のSNSを活用する

SNSを活用するメリットの一つは、無料で始められて採用候補者と密接なコミュニケーションが行える点です。
多くのSNSに備わっているダイレクトメッセージ機能を活用すれば、面接への参加率や入社率も格段に良くなります。またユーザー自身が友人やコミュニティに対し投稿のシェアを行ってくれるなど求人情報の拡散も期待できます。
ただし一口にSNSといっても様々な種類があるため、各国で使用頻度の高いSNSを利用し情報発信を行うことが重要です。
例えば、Facebookは台湾やベトナム・ミャンマーなどの東南アジアにアクティブなユーザーが多い傾向にあります。実名での登録が推奨されているため信頼性も高く、属性を絞ったアプローチができます。
一方で海外のSNSが規制されている中国では独自のSNSが普及しています。なかでもユーザー数12億人を超えるWechat(微信)やWeibo(微博)は中国人向けの発信に最適なSNSです。

2.語学学校とのネットワークを作る

語学学校や専門学校などの教育機関のなかには、アルバイト支援担当者を設置する学校もあります。留学生にとっても学校に認められたアルバイトは安心感があり一定の応募が見込めるため、教育機関との信頼関係は非常に大切です。
また学校によっては掲示板への求人票の継続的な掲載や、面接や入社手続きに関するサポートも行ってくれます。
日本語初心者向けの仕事や学校近辺のアルバイトは優先的に紹介してもらえるケースもあるため、自社の留学生採用に対する取り組みなどは積極的にアピールすると良いでしょう。

3.来日前の国外在住者へのアプローチ

現地の日本語コミュニティや教育機関と連携することで、掲示板への情報掲示や留学相談窓口でのアルバイト案内等を行ってもらえる場合もあります。
私費留学の場合は生活費の目途が立ってから留学を決める学生も多いため日本企業からのアルバイト求人情報は歓迎されることも多いです。
学内SNSや電子掲示板などのネットワークを利用したプロモーションも効果的です。
留学前の学生へのアプローチは、現地ネットワークとの関係構築の難しさや学生の日本語レベルの測りにくさなどはありますが、他社に先立ち人材を確保できる点でも有効な採用手法の一つと言えるでしょう。

外国人アルバイトを募集する上での注意点

外国人アルバイトを募集する上での注意点

外国人アルバイトの募集を行う前に、覚えておきたいルールや注意点があります。
「知らなかった」では済まされないケースもあるため、以下の点を十分に理解した上で採用活動を行いましょう。

基本的に日本の法律が適用される

外国人をアルバイトとして雇用する際にも基本的に日本の法律が適用されます。労働基準法を遵守し労働契約に基づいた雇用を行いましょう。
日本人と同一の業務を行っているのにも関わらず賃金に差があったり、最低賃金を下回ったりした場合は当然法律違反となります。また求人票に記載する採用要件において国籍の指定を行うことも、性別や年齢を指定することと同様に禁止されています。

資格外活動許可を取得していない留学生はアルバイトできない

在留資格「留学」や「家族滞在」などで滞在している外国人には、原則として就労は認められていません。アルバイトを行うためには「資格外活動許可」を取得する必要があります。
保有する在留資格は「在留カード」で確認ができます。留学生の面接を行う際には必ず在留カードを確認し、資格外活動許可を取得しているか確認しましょう。

  外国人留学生がアルバイトをする際に必要な資格外活動許可とは?

留学生には職種制限・時間制限がある

外国人留学生は風俗関連のアルバイトを行うことができません。パチンコ店やゲームセンター、スナック等も対象となるため注意しましょう。
さらに週28時間以内の労働時間制限があります。複数のアルバイトを掛け持ちする場合も、全てのアルバイトの就業時間を合わせて週28時間以内としなければいけません。ただし例外として、在籍する教育機関が学則で定めている長期休業期間に当たる場合は1日8時間以内のアルバイトが認められています。

採用方針や予算に合わせた募集方法の選定を

外国人アルバイトの採用では、自社の採用方針や予算に合わせ最適な募集方法を見つけることが重要です。
今後さらなる人材不足が懸念されるなか、従来の採用支援サービスの活用だけでなく、各国のコミュニティや現地に向けた発信など長期的な視点での採用活動も大切になってくるでしょう。
外国人のアルバイトの採用を検討されている企業様は、お気軽に弊社までご相談ください!

外国人アルバイトについてのご相談は下記よりお気軽にお問い合わせください。

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