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【アルバイト採用時期】コロナ禍の2020年、秋採用はどうなる?今求職者は何を求めているのか?<10~12月編>

2020.10.30

「10月以降になったらお店も忙しくなるんだけど、今年はどうかな…」
例年だとお盆明けから一気に採用活動を活発化させて秋以降の繁忙期に備える企業様も多かったのではないでしょうか。

1年を通して採用のリズムには一定の波がありますが、今年はコロナの影響もあり業種によっては
従来通りの計画では進まないケースもあるかと思います。
今回は、今までの10月~12月に向けての通年の秋採用の傾向と、コロナ禍の中での求職者が何を重視しているのか、業種や年代別の動向についてもお伝えしていきます。

例年だと年末が近づくにつれ忙しくなってくるけれど…今年は、どうなるのか。

去年まではこれからの繁忙期に向け、採用コストを掛けて秋採用に力をいれていた企業や店舗が多かったのではないでしょうか。
繁忙期になる手前の時期に採用し、スタッフ育成に力を入れて事前準備していたのが例年の動きだったと思います。

しかし、今年はコロナの影響もあり飲食店を例にとれば客足が鈍っている為、できるだけ採用費や人件費を抑えながら営業をしていこうと考えている企業やお店がほとんどかと思われます。

正直、採用どころではない。というのが本音でしょう。

秋まで採用に力を入れ繁忙期に臨んでいたのがコロナの影響により、去年のような採用活動はできなくなってしまいました。
ですが、コロナ禍での失業の影響を受け仕事を求めている方がいるのも事実。
自粛期間が明け、求人数も増加傾向ではありますが例年とは違うこの時期、求職者が何を求めているかを説明していきます。

コロナによる意識の変化。求職者は「雇用形態と働く環境」を重視している

今は自粛期間に比べ、6月以降の求人情報は少しずつではありますが増加傾向にあります。
とはいえ非正規雇用であるアルバイト・パート、派遣社員で働く人の中には「自宅待機を無給で命じられた」「急に仕事がなくなった」など
働きたいのに働けず、収入が減ってしまっていることが問題となっています。
採用状況は以前とは比べものにならないくらい制限された状況下の中で、コロナウィルスの影響は求職者にどんな影響を与えているのでしょうか。
ディップ総合研究所のアンケート調査によると、下記このような結果がでているそうです。

■コロナの影響により、正社員希望者のうち3割強が「正社員になりたい気持ちが強くなった」と回答

正社員として働きたい理由(複数回答あり)の1位は「給与をアップさせたいから」で62.5%。
「雇用が安定していて安心」が55.4%で2位。
一方で正社員として働いていない理由(複数回答あり)の1位は「再就職に自信がないから」が27.3%、
2位は「正社員の仕事に、自分でもできる仕事があるか自信がないから」で26.1%という結果でした。

■接客・サービス職ではない他職種で就業したいという求職者の増加

コロナウィルスの影響により飲食店などで売上減少や閉店などが相次いだことで、職種や働く環境にも大きく影響がでたことがわかりました。
感染をさせない職場環境かどうかも求職者の中で重要なポイントとなっています。
今までは「職場に何を一番に求めるか」というアンケートに対して、「給与」の回答が1位でしたが、今回は「職場環境」の回答が1位でした。
このアンケートから、今後求職者が仕事を選ぶ上で重視するポイントは職場環境はしっかり対策がとられているのかどうかを重視する傾向にあるということがわかりました。

不安定な状況だからこそ、安心して働きたいと強く思う求職者

上記でも述べた通り、求職者の意識の変化や就業意欲、職場に求める事にも変化が表れています。

■緊急事態宣言解除後、働くことに対する気持ちの変化
株式会社ビースタイル メディアの労働力調査アンケートによると、緊急事態宣言中5月の調査では「就業意欲が高まった」と回答した方が9.3%に
対して、緊急事態宣言解除後では40.2%が「就業意欲が高まった」と回答しており大幅に上昇しています。
理由としては、「仕事が減りWワークを視野になった」「今の職場だといつ解雇になるか不安だから異業種の仕事を探すようになった」
などがあがっています。
■学生、フリーターはWワークが当たり前に
学生やフリーターはWワークをすることで収入を安定させたい方が増えています。
接客業をメインにやっていたが、コロナの影響を受けシフトに入れない=収入の低下が原因となっています。
ここでもやはりコロナの影響が少ない職種「飲食による接客・サービス業」以外のアルバイトとかけもちする方が多いようです。

■職場は一般的な感染対策をしているかどうか
「感染して迷惑をかけたくない」「感染しそうな場所で働きたくない」という声が求職者の意見として当たり前になってきています。
そのためか、電車やバス等の公共交通機関での通勤を避けられる仕事がどうかも働く上での判断材料になっています。
主婦(夫)や学生の場合徒歩や自転車、自家用車での通勤ができる仕事かどうかも重視すべき大切なポイントという意見もでています。

他にも「早く就業できることを優先し、自分にできそうな仕事を探している」「人と接点の少ない仕事」など、やはり仕事を探す上で
求職者の意識が今までとは随分変わったことが明らかになりました。

業界別&属性別の求人動向は?コロナの中でどう変わってきているのか。

夏には収束するのではと言われていたコロナウィルスですが、現在もその勢いはとどまることがなく日々感染者も増えています。
そんな中で、コロナ禍での求職者動向はどうなっているのか下記2つのポイントにまとめてお伝えしていきます。
・学生、主婦属性の動向は?
・業界別の採用動向

コロナ禍で学生や主婦はどのように仕事を探しているのか。

学生の場合、雇い止めの影響によりアルバイトを新たに探している求職者が多く存在しています。
4月頃に決まったアルバイトも今回の緊急事態宣言を受けて、雇い止めもしくはシフトを減らされている学生も少なくありません。
それにより、学生の間では今まで以上にWワークをすることがあたり前になってきています。

主婦も、お子さんの学校が始まりパート先の職場も再開した方が増えてきました。
パート・アルバイトは雇い止め影響を多数受けているので、仕事を探している主婦も多いのが現実です。
ですが、40代以上の方は仕事探しへの意欲は低くなったという報告もあります。
例年、学生や主婦が仕事を探すタイミングは秋以降に活性化する傾向にあります。
学生でいうと、夏に旅行や遊んで出費した分を休み後のテスト明けから取り戻そうとアルバイトを探し始める人が多い傾向にあります。
主婦でいうと、お子さんの夏休みが終わって、新学期が始まる9月以降から年末年始の出費に向けて仕事を探し始める人が多いです。

コロナ禍での業界別求人動向について。

コロナ禍とはいえ全ての業種の採用活動が0ということではありません。
では、どのように採用活動を進めているのか今回は飲食・介護・アパレル・物流業界についてお伝えします。

◆飲食業界◆
外出自粛による売上激減、休業、閉店などの辛い影響を受けている飲食業界。
今年の年末に一気に倒産する企業が増えるのではないかという見方もでています。
新しい活路を生み出すべく、テイクアウトやデリバリーを始めたお店も少なくありません。
スタッフは欲しいけど、採用活動できる状況じゃないという店舗が多くありましたが
最近では、感染対策をしっかり行い営業している店舗も増えているおかげで売上が回復傾向にあります。
そういった店舗の場合、少しずつ人材不足に見まわれ採用活動を再開している企業もあります。

◆介護業界◆
コロナの影響を感じさせないくらい常に人材不足の介護業界。
中には例年と変わらず採用活動を積極的に行っている会社もあります。
しかし、一定の求職者数が他業界から介護業界に流れてきている影響もありコロナ以前と比較して応募を獲得しやすくなっています。
当面の間は採用活動を積極的に行うが企業増えていくのではないでしょうか。

◆アパレル業界◆
上場しているアパレル企業12社のうち、直近の決算では、半数の6社が赤字に転落。
百貨店を主戦場とする大手ブランドも赤字を受け、アパレル業界はをコロナによって大きな影響を受けていると言えます。
大手の外資系ブランドも派遣スタッフは全員解雇したという情報もあります。
今回緊急事態宣言を受け、春夏商品が全く売れない状況になり、在庫を多く残し倒産していった店舗やブランドが目立ちました。
とはいえ、ECサイトに活路を求め売り上げを伸ばしていったり、自粛期間明け以降、お洒落を楽しみたい人々が一気に百貨店やショッピングモールに
足を運ぶ姿もありました。一部のお店では通常通り採用活動を続けている所も少なくありません。
ですが自粛の影響を受け、服を買うという消費欲求が制限されていることから今後も今まで通り、売り上げる事は難しい業界になるでしょう。

◆物流業界◆
コロナ禍を味方につけ一番売り上げが伸びた業界ではないでしょうか。
ステイホーム中にネットショッピングを楽しむ需要が一気に増え、
元々慢性的な人材不足でしたが、さらに人材不足が目立つ業界になりました。
今後、コロナの影響を受けず成長していく業界ではあるが、
宅配ドライバーの過酷な状況や重労働の印象が強いので企業はどこまで対策し、働きやすい環境を作れるかが採用の鍵を握ります。

求職者の意識の変化を理解したうえで採用活動に臨むことが秋採用のコツ。

今回は「例年までの秋採用、コロナ禍での求職者、企業の採用状況」について
お伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
今まで通りにはいかないからこそ、臨機応変に企業も求職者も対応していかなければならないです。

◆求職者の意識の変化により、重要視しているポイントや価値観も変化してきている
◆雇い止めにより一定数以上の求職者はいる。サービス業は縮小傾向、介護や物流業等は通年以上の採用活動に力をいれているのがわかる。

以上、この2つが重要なポイントになります◎
大変な状況ではありますが、新しい生活と共に採用も変わってきている事を意識して採用活動に力をいれていきましょう!

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