採用トレンド

2022.08.29 更新

アルバイトの平均応募単価「2019年と2022年」徹底比較!

アルバイトの平均応募単価「2019年と2022年」徹底比較!

ノーザンライツではアルバイト採用活動における効果スコアを社内で蓄積し、ビッグデータとして独自に保有しています。
今回はコロナ前の2019年度とコロナ禍中の2022年度において、平均応募単価はどの程度変化したのかを各社毎に比較し分析してみました!(2022年8月末現在)
自社のスコアが平均から見てどの程度なのか、参考にしていただけると幸いです。

弊社ご支援先の2019年/2022年の業種別応募単価

弊社ご支援先の2019年/2022年の業種別応募単価

コロナ前である2019年から2022年現在に至るまで大きく変化したアルバイト採用市場。
その変化の推移を応募単価の観点から見ていきます。

2019年と2022年の業種別平均応募単価

まずは上記画像の各社の採用スコアをご覧ください。
これはノーザンライツがアルバイト採用支援活動を担当させて頂いた各社のアルバイト応募単価(参考資料として採用単価も記載)の2019年度と比べての推移一覧となります。

いかがでしょうか。
コロナ前とコロナ禍で変化が起こっている事がわかって頂けるかと思います。
各社においてコロナの影響によりアルバイト採用活動の予算を縮小せざるを得ない状況となる中、2019年度並みに応募数を最大限獲得しようという取り組みの中では、未だ応募単価は2019年度を超える事なく各社推移しています。

一方で応募者の質の低下や厳選採用、応募者対応オペレーション力不足による採用率の低下が問題として浮上しており、元々コロナ前の応募→採用率平均が20~25%前後だった状態から、現在は応募からの採用率平均は約10~15%まで下落した企業が多々ありました。

結果、採用単価に関しては既に2019年度を上回っている企業の例も出始めています。

2019年と2022年の業種別応募単価の分析結果

コロナ禍を経て大きな変化があったアルバイト採用市場。
各社の数値を比較すると、細かい背景の違いが見えてきました。
それぞれで何が起こっていたのかをご紹介していきます。

業種別平均応募単価比較から見えてきたこと

業種別に応募単価の変化から見えてくる点を考察します。

飲食業_ファミリーレストラン
学生が多く働く業種であり、コロナ影響によるシフトカットによって学生の応募が多く入りやすくなった業種といえます。
1人が複数店舗にたくさん応募するケースも増えたため、応募数が増加しある一定採用まで推移しています。

飲食業_ロードサイド中心多業態
コロナによる客足減の影響を受けにくく主婦(夫)層が多く働く業種であり、家計補填の必要性(配偶者の給料減)や他業種のシフトカットを受けて応募へ流れた可能性があります。
2019年度対比64.9%と飲食系では大きな応募単価の下がり幅であったことからも、主婦層の動きが大きかったことがわかります。

飲食業_居酒屋中心の多業態
ファミリーレストランと同様に学生が多く働く業種ではありますが、時短営業の影響を受けやすい業種であり、シフトに入れない懸念や急な閉店による失業のリスク・他業種よりも人が密集しやすい業種でありコロナ感染リスクを避けたのか、他の業種よりは応募単価の下がり幅が低く、2019年度対比72.5%となりました。

小売業_アパレル
アパレルの多くは今まで採用困難だったフリーター層を求めている傾向にありますが、コロナの影響により異業種からのチャレンジが増え、少しはフリーターも採用しやすくなりました。
2019年度比50.4%にはそのような背景があると思われます。
また、商業施設に入っている店舗は商業施設自体が未だ時短営業になった影響で、店舗の営業時間も時短になり必要人員が縮小されています。

レジャー・アミューズメント

2019年度比約83%の平均応募単価でしたが、他の業種に比べると少し良くなっている程度でした。他の業種に比べてより密閉された空間(ゲームセンター・パチンコ等)での業務に懸念を持った求職者が一定数存在していそうです。ただ、採用単価は圧倒的に下がっている傾向があり、こちらは長らく採用がストップしていた期間を経て店舗側の採用意識の変化が見られている模様です。

2022年の応募単価予想

これから2022年度後半に突入していきますが応募単価はどうなるのでしょうか。
あくまで予想ですが、2022年秋以降は2019年度のコロナ前のスコアを超えていくケースが増えると思われます。

理由は政府による感染症対策や行動制限の変化に伴い、少しずつではありますが2019年度並みに業績が戻っていく企業もさらに増える中で人材需要は益々増えていくと思われるからです。これまで貴重な労働力であった外国人留学生の新規入国数もまだまだ伸びない中、日本人同士の取り合いも益々激化しそうです。

採用活動のアップデートで応募単価を改善しましょう

いかがでしたでしょうか。
2019年と2022年の平均応募単価の比較から、大きな変化やその背景が見えてきたかと思います。

大切なのは採用活動のアップデートです。
コロナによる影響で求人数が減少し、各企業の採用スコアが一気に改善されたのは記憶に新しいですが、2022年8月末現在では求人数も回復し徐々に2019年度並みに戻っている企業様も少なくないとお聞きします。以前よりも採用予算が縮小された状況の中でも様々な工夫を実施することで、アルバイト採用における応募単価の削減や応募数増はまだまだ十分に狙うことができます。

採用HPやIndeedを中心としたオウンドメディアリクルーティングは2020年以降、伸び続けています。
一度採用HPを強化してしまえば、あとはそこまで大きな予算をかけることなく自社採用HPを軸に応募者の獲得を強化することは可能です。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。

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そして、2022年度の応募単価最適化に向けてのご相談は是非ノーザンライツまでご連絡を頂けると嬉しいです!

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